チャーチのウェストバリーはラスト173に変更され今なお作られ続けられているシングルモンクシューズの名作です。

 

また、チャーチと言えばポリッシュドバインダーカーフですが、傷・汚れ・雨に強い革ですが、馴染むまでは硬かったりもします。

 

日々のお手入れ不足やアッパーの乾燥によってはこんな風になる事も・・・

 

 

恐らく、歩行時やしゃがんだ時に力が加わり、ベルトのステッチから裂けている状態です。

 

 

珍しい症状ですが、アッパーが乾燥していればこの様な事にもなるという事ですね!

 

しかし、残年ながら元の針穴に縫うことは出来ませんので、裂けた部分に革を当てて縫い直します。

 

修理前↑

 

修理後↓

 

 

当て革には近い質感の革を使用。

 

 

今回の状態でギリギリ修理出来る状態ですが、もっと激しく裂ければ修理不可になる事も考えられます。

 

 

定期的な靴磨きの大切さが分かりますね!

 

古い汚れを取り除き、栄養を与える事で革はしなやかになり乾燥によるひび割れや裂けを防ぐ事が出来ます。

 

ドクターマーチンやリーガル等にも見られる、ガラスレザーのひび割れ・・・

 

表面の樹脂加工が割れてしまうとどうしようも出来ませんが、事前の磨きで防げます。

 

たかが靴磨き・・・されど靴磨き・・・

 

本日も皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

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